熊野古道をあるく

やっと書けます
5月19日から5月25日まで熊野古道小辺路)を歩くことが出来ました
19日夜行バスで難波に6時36分着南海電鉄、ケーブルカー、バスと高野山の宿舎福智院まで10時間の行程




              

熊野三山」に向かう経路として、熊野参詣道〈中辺路(なかへち)・小辺路(こへち)・大辺路(おおへち)・伊勢路〉これらの熊野三山へと続く祈りの道が「熊野古道」。熊野古道に加え二つの信仰の道、高野山への参詣道として〈高野山町石道(こうやさんちょういしみち)〉日本固有の山岳宗教である修験道の聖地、吉野から熊野に続く〈大峯奥駈道(おおみねおくがけみち)〉があり、その周囲を取り巻く文化的景観は紀伊山地霊場とそれらを結ぶ参詣道として世界遺産に登録されたとあった。
小辺路世界遺産の一部これを歩けることが楽しみでした。


高野山は、海抜1,000mもある山の上にある「弘法大師空海」が今から1200年も昔に修行道場として開いた山である。山は四季折々にその景色を変え、歴史の重みも加わって多くの人が集う街である、私たちには桜が満開の状態で迎えてくれたので夜行バスの疲れも吹き飛んで晴々とした気持ちに変えてくれました。



高野山熊野本宮大社を最短で結ぶ小辺路は1,000m級の峠を三つ越える険しい山岳道、江戸時代は3泊4日の道程であったと聞く

一日目(17Km)小雨のなか高野山三昧院入り口より熊野古道の出発


石楠花のが咲いていて疲れを癒してくれた
高野龍神スカイラインを歩くと、道路標識に小辺路を歩く人あり






高野山〜水ケ峰越〜大股1日の行程を終え民宿津田旅館に入る


4月22日(16kmの行程)津田旅館に別れを告げ、小辺路街道ー伯母子岳」標識を登る。萱小屋の平地にでる、かっての茶屋跡急斜面を登り桧峠へ


 伯母子岳分岐
伯母子岳(1246m)の山頂はきれいに整備され360度の展望ができ大峰の山々を望み山の深さを実感しました


伯母子峠より自然林の歩きやすい路を上西家跡にでる昔の旅籠跡山桜と山梨の花が綺麗さと幹の高さを競い合っていると思いながら、おにぎりをほおばる

左 梨の木 右 山桜

水ケ元茶屋跡や待平屋敷跡を通り神納川に掛かる三田谷橋のたもとにでて人家のある地域に下り立つ、腰抜田の石碑(南北朝の頃の出来事)の横を通り宿泊先の岡田旅館で疲れを癒す


4月23日(19kmの行程)岡田旅館の側にある船渡橋を渡って出発
きれいな三浦集落の棚田にみとれ山道に入ると吉村家の防風林に驚く

この巨大な杉の木(樹齢数百年)が何本もありいかに風が強かったのかよくわかった、きれいに敷き詰められた石畳の上を歩く、三十丁の水でのどをうるわせ、三浦峠(1080m)で休憩
西中バス停に急ぐこれから十津川温泉までは舗装道路歩く事になるのでバスで移動する事にした
十津川温泉のえびす荘に着く、温泉で疲れをとる